こだわりだけのパレット

こだわりだけのパレット

WatanabeRyoma


100日チャレンジ【77作目】で作ったパレット。

ハードメープルにアクリル絵の具で着色したのですが、

これが結構評判で、少し複雑でした。


色やデザインの評価の内、木である事はどれだけ重要なのだろう?

やはり着色した方が受けが良いのだろうか?

木の色を愛す者としては、木の魅力を伝えたかったのです。


銘木だけでパレットを表現できないか?

調べていたら、象嵌(ぞうがん)と言う技法を知りました。

これはいけるっ!


・・・・・・いけませんでした。

まず、不良部品が大量にできます。

下記の写真は一見綺麗ですが、全て規格外です。


技術もですが、旋盤などの専門工具が必要でした。

電動ドリルで地道に丸棒を作ったり。ノミを使い治具を作ったり。

それでも結果、折れる割れる焦げるのオンパレード(笑)


どうにか加工できても、色味が納得できませんでした。

絵の具部分の銘木が、全て小口を向いているからです。

小口は色が暗く、発色も理想通りではありませんでした。


知人達からは「え?気にしすぎよ?」と言われますが、

「いや!この銘木達はもっと綺麗なんだっ!こんなんじゃダメなんだ!」

メンドクサイこだわりオトコの爆誕です。


難易度、工数、材料のロス、歩留まり、発色。

こだわりか?妥協か?

物作りの大きな課題に直面するアイテムになりました。



※このブログは、過去の投稿を再編集したものです。

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