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これまでのナベノテ。

スツール、ドリーム、ビール

スツール、ドリーム、ビール

スツール作りは木工家の夢。ノコギリやカナヅチを握った時からの運命なのです。知らんけど。左からの、2作目、3作目、4作目です。作れば作るほど面白いのがスツールです。それぞれ改善を繰り返し理想へ近づけていきます。2作目ベルトサンダーによる『なぐり加工』はずいぶんとエッジの効いた仕上がりに。色付きワックスでの塗装へ挑戦。杉材が銘木調に。3作目表面を滑らかに加工。1作目では断念した丸いフォルムを実現。木のピアスなどで使用した、木目を残す塗装経験を活かした仕上がりに。4作目集大成。カンナによる丸棒への加工精度は向上。ベルトサンダーによる『なぐり加工』はかつてないほどバチバチに。しかし配合ミスにより、木目が見えないべた塗装に……塗装はミスりましたが完成祝杯です!塗装ミスの無念も、ビールなら忘れさせてくれます。ビールは最高です!スツール作り、素人知恵で作り始めた割には上手くいった!と同時に、勉強も経験もまるで足りていないと実感した作品です。ですがそれ以上に、完成した時の感動はひとしおでした。木工家を生業とする夢の難しさと、それ以上の偉大さを知れた2020年熊本にも冬が訪れようとしていました。※このブログは、過去の投稿などを再編集したものです。

スツール、ドリーム、ビール

スツール作りは木工家の夢。ノコギリやカナヅチを握った時からの運命なのです。知らんけど。左からの、2作目、3作目、4作目です。作れば作るほど面白いのがスツールです。それぞれ改善を繰り返し理想へ近づけていきます。2作目ベルトサンダーによる『なぐり加工』はずいぶんとエッジの効いた仕上がりに。色付きワックスでの塗装へ挑戦。杉材が銘木調に。3作目表面を滑らかに加工。1作目では断念した丸いフォルムを実現。木のピアスなどで使用した、木目を残す塗装経験を活かした仕上がりに。4作目集大成。カンナによる丸棒への加工精度は向上。ベルトサンダーによる『なぐり加工』はかつてないほどバチバチに。しかし配合ミスにより、木目が見えないべた塗装に……塗装はミスりましたが完成祝杯です!塗装ミスの無念も、ビールなら忘れさせてくれます。ビールは最高です!スツール作り、素人知恵で作り始めた割には上手くいった!と同時に、勉強も経験もまるで足りていないと実感した作品です。ですがそれ以上に、完成した時の感動はひとしおでした。木工家を生業とする夢の難しさと、それ以上の偉大さを知れた2020年熊本にも冬が訪れようとしていました。※このブログは、過去の投稿などを再編集したものです。

椅子を作ってしまう生き物。

椅子を作ってしまう生き物。

木工好きは椅子を作ってしまう生き物です。知らんけど。緻密な猫足。背もたれの湾曲。座面の滑らかさ。憧れます。僕も例外なく椅子作りへの欲求が爆発していました。いざ調べてみると、技術的な壁に挫折しました。素人考えが通用したら、この世に職人は要りません。それでも椅子作りがしたい僕は『スツール』を作る事にしました。かつて作ったスツールは直角直線のデザインでした。今回は角度のついた脚、それも円柱で作る計画を立てます。後に、安易な決断だったと頭を抱える事になります。円柱を作る道具であるカンナを仕込む技術が無かったのです。倉庫から父のお古のカンナを引っ張り出して、ずいぶん四苦八苦しました。やっと木をむしり取る程度のカンナを仕込めた時は、それだけで感動ものでした。 感動したのも束の間、手作業で均等な丸棒を4本作る。無理な話です。そこで知恵を振り絞り、ベルトサンダー(電動ヤスリ)で円柱に加工するという、なんとも強引な技を編み出します。ベルトサンダーによる『なぐり加工』の爆誕です。強引に脚を加工し、次は天盤作りに入ります。以前トレーを作った経験が生き、はぎ合わせ作業は容易でした。唯一の成長点です。苦労したのは、座面裏の丸ホゾ加工でした。角度と方向を均等に加工するのは計算からなにから難しすぎて吐きそうでした。この時、道具があろうと使い手が習熟していなけば無意味だと吐きながら悟ります。緻密な猫足。背もたれの湾曲。座面の滑らかさ。には程遠い……仕上がりは兎も角、達成感から愛着が湧くのは、やはり親バカなのでしょう。母親で人体実験を行いましたが、ひと一人くらいでしたら耐えられる強度は出てくれたみたいです。次回は反省点を活かした、リベンジスツール作りです。※このブログは、過去の記録を再編集したものです。

椅子を作ってしまう生き物。

木工好きは椅子を作ってしまう生き物です。知らんけど。緻密な猫足。背もたれの湾曲。座面の滑らかさ。憧れます。僕も例外なく椅子作りへの欲求が爆発していました。いざ調べてみると、技術的な壁に挫折しました。素人考えが通用したら、この世に職人は要りません。それでも椅子作りがしたい僕は『スツール』を作る事にしました。かつて作ったスツールは直角直線のデザインでした。今回は角度のついた脚、それも円柱で作る計画を立てます。後に、安易な決断だったと頭を抱える事になります。円柱を作る道具であるカンナを仕込む技術が無かったのです。倉庫から父のお古のカンナを引っ張り出して、ずいぶん四苦八苦しました。やっと木をむしり取る程度のカンナを仕込めた時は、それだけで感動ものでした。 感動したのも束の間、手作業で均等な丸棒を4本作る。無理な話です。そこで知恵を振り絞り、ベルトサンダー(電動ヤスリ)で円柱に加工するという、なんとも強引な技を編み出します。ベルトサンダーによる『なぐり加工』の爆誕です。強引に脚を加工し、次は天盤作りに入ります。以前トレーを作った経験が生き、はぎ合わせ作業は容易でした。唯一の成長点です。苦労したのは、座面裏の丸ホゾ加工でした。角度と方向を均等に加工するのは計算からなにから難しすぎて吐きそうでした。この時、道具があろうと使い手が習熟していなけば無意味だと吐きながら悟ります。緻密な猫足。背もたれの湾曲。座面の滑らかさ。には程遠い……仕上がりは兎も角、達成感から愛着が湧くのは、やはり親バカなのでしょう。母親で人体実験を行いましたが、ひと一人くらいでしたら耐えられる強度は出てくれたみたいです。次回は反省点を活かした、リベンジスツール作りです。※このブログは、過去の記録を再編集したものです。

青空工房

青空工房

僕はべルトサンダー(電動ヤスリ)の事を相棒と思っています。恋人と言ってもいいでしょう。購入してからこっち、もっとも長い時間をともに過ごしてきました。木工において、これまでの手ヤスリ作業は苦痛でした。このベルトサンダーの登場により、1時間の作業が10分になり、右腕が疲労で使い物にならなくなる事もなくなりました。さらに平面が出る!出るぞ!という事で挑戦できるデザインも増えました。空に木を掲げるオトコの爆誕です。そしてこいつ(当時の時分)はこれから真冬が来るという事をすっかり忘れています。電動工具は粉塵の排出量も手工具の比ではありません。部屋の中で使用したら、木の粉により呼吸困難前後不覚に陥ります。この頃から一年以上にわたり、NABENOTEの青空工房は始まりました。その機会をくれたのがベルトサンダーと言うわけです。この恋人(ベルトサンダー)とは長らく軒下で過ごす事となります。写真は始めてのベルトサンダーを使った木のピアス。贈り物として購入してもらった、思い出の一品です。※このブログは、過去の記事を再編集したものです。

青空工房

僕はべルトサンダー(電動ヤスリ)の事を相棒と思っています。恋人と言ってもいいでしょう。購入してからこっち、もっとも長い時間をともに過ごしてきました。木工において、これまでの手ヤスリ作業は苦痛でした。このベルトサンダーの登場により、1時間の作業が10分になり、右腕が疲労で使い物にならなくなる事もなくなりました。さらに平面が出る!出るぞ!という事で挑戦できるデザインも増えました。空に木を掲げるオトコの爆誕です。そしてこいつ(当時の時分)はこれから真冬が来るという事をすっかり忘れています。電動工具は粉塵の排出量も手工具の比ではありません。部屋の中で使用したら、木の粉により呼吸困難前後不覚に陥ります。この頃から一年以上にわたり、NABENOTEの青空工房は始まりました。その機会をくれたのがベルトサンダーと言うわけです。この恋人(ベルトサンダー)とは長らく軒下で過ごす事となります。写真は始めてのベルトサンダーを使った木のピアス。贈り物として購入してもらった、思い出の一品です。※このブログは、過去の記事を再編集したものです。

オニグルミのトレー

オニグルミのトレー

「1枚板で4分割できるトレーを作って!」とのご依頼。なかなかオシャレなオーダーに面喰いつつ、インターネット上で参考資料を探しました。なるほど確かに、一枚板のトレーはなかなか見当たりません。単純に同じ材料が2つとないわけで、売るにも買うにも少しハードルが高いのでしょうね。という事で、値段もお手頃、食器としても安全に使えて、臭いや油やら問題なさそうな『オニグルミ』の1枚板を購入してきました。構想が膨らみご機嫌にマステを貼っているこの直後、このオーダーが『鬼難しい』事を知ります。左右に耳(木の白い所)があるため直角を測定する基準が無く、また表面はうねるようなおぞましい反りがあり。この時精度が出せる工具らしい工具は『丸鋸』だけで、それに加えて生まれて初めて『寄木』に挑戦しようとする圧倒的無謀っぷり。なにより材料はたったの一つで失敗できないプレッシャー。無知で浅はかすぎる自分に絶句したのを覚えています。「えぇいっ!」と己を鼓舞しながら丸鋸を振り回し、ヤスリをかけたのを最後に、記憶を失いました。気が付いたら、トレーは出来上がっており、右腕は〇んでいました(ヤスリ掛けで)最後にクルミオイルでオイルフィニッシュをしながら、このオーダーがくれたものは苦難と言う経験だったのだと悟り(浅はか)を開きました。後日ご依頼者の様のご自宅にお招きいただいた際、トレーとしてお出しいただきました。有難い事です。※このブログは、過去の記録を再編集したものです。

オニグルミのトレー

「1枚板で4分割できるトレーを作って!」とのご依頼。なかなかオシャレなオーダーに面喰いつつ、インターネット上で参考資料を探しました。なるほど確かに、一枚板のトレーはなかなか見当たりません。単純に同じ材料が2つとないわけで、売るにも買うにも少しハードルが高いのでしょうね。という事で、値段もお手頃、食器としても安全に使えて、臭いや油やら問題なさそうな『オニグルミ』の1枚板を購入してきました。構想が膨らみご機嫌にマステを貼っているこの直後、このオーダーが『鬼難しい』事を知ります。左右に耳(木の白い所)があるため直角を測定する基準が無く、また表面はうねるようなおぞましい反りがあり。この時精度が出せる工具らしい工具は『丸鋸』だけで、それに加えて生まれて初めて『寄木』に挑戦しようとする圧倒的無謀っぷり。なにより材料はたったの一つで失敗できないプレッシャー。無知で浅はかすぎる自分に絶句したのを覚えています。「えぇいっ!」と己を鼓舞しながら丸鋸を振り回し、ヤスリをかけたのを最後に、記憶を失いました。気が付いたら、トレーは出来上がっており、右腕は〇んでいました(ヤスリ掛けで)最後にクルミオイルでオイルフィニッシュをしながら、このオーダーがくれたものは苦難と言う経験だったのだと悟り(浅はか)を開きました。後日ご依頼者の様のご自宅にお招きいただいた際、トレーとしてお出しいただきました。有難い事です。※このブログは、過去の記録を再編集したものです。

まる地獄

まる地獄

木工の難しさは、『真っ直ぐ切る』こと、次に『90度の直角』でしょうか?この辺は仕事にもよるのかもしれません、僕にとって『丸』でした。この世には世界中で廃れない人気の形があり、曰く『丸』なんだそうです。人間の性らしく確かに言われてみれば世の中は『丸』いものであふれています。『猫様』『赤ちゃん』『マスコットキャラ』上げればキリがありません。この世の心理(浅い)にたどり着いた理由は、木材を丸く加工する事の苦行の賜物です。当時(2020年)はまだ工具の知識も無く、またそれらを購入する財力も乏しかった僕は、ほとんどの丸をヤスリとサンドペーパーでひたすら整形していました。夜な夜な木を削るオトコの爆誕です。小さな工具や、刃物を駆使してはみたものの、結局ヤスリでコツコツ整形した方が早く、また理想的な丸になるので、僕は右腕に別れを告げる地獄の丸作りを命じました。全ては「パステルカラーの丸!作って!」と笑顔でオーダーしていただいたお客様の笑顔の為です。五年前の作品は、5年たった今も現役だそうで何よりです。犠牲となった右腕が礎となり『丸』作りの技量は、少しは上がったと思います。今(2025年)でこそヤスリの出番は当時の1割程度で済むようになりましたが、トラウマから右腕が震えます。 『Mikan』シリーズもいつまで残すか、右腕と相談です。※このブログは、過去(2020年~)の記録を再編集したものです。

まる地獄

木工の難しさは、『真っ直ぐ切る』こと、次に『90度の直角』でしょうか?この辺は仕事にもよるのかもしれません、僕にとって『丸』でした。この世には世界中で廃れない人気の形があり、曰く『丸』なんだそうです。人間の性らしく確かに言われてみれば世の中は『丸』いものであふれています。『猫様』『赤ちゃん』『マスコットキャラ』上げればキリがありません。この世の心理(浅い)にたどり着いた理由は、木材を丸く加工する事の苦行の賜物です。当時(2020年)はまだ工具の知識も無く、またそれらを購入する財力も乏しかった僕は、ほとんどの丸をヤスリとサンドペーパーでひたすら整形していました。夜な夜な木を削るオトコの爆誕です。小さな工具や、刃物を駆使してはみたものの、結局ヤスリでコツコツ整形した方が早く、また理想的な丸になるので、僕は右腕に別れを告げる地獄の丸作りを命じました。全ては「パステルカラーの丸!作って!」と笑顔でオーダーしていただいたお客様の笑顔の為です。五年前の作品は、5年たった今も現役だそうで何よりです。犠牲となった右腕が礎となり『丸』作りの技量は、少しは上がったと思います。今(2025年)でこそヤスリの出番は当時の1割程度で済むようになりましたが、トラウマから右腕が震えます。 『Mikan』シリーズもいつまで残すか、右腕と相談です。※このブログは、過去(2020年~)の記録を再編集したものです。

スマホカバー

スマホカバー

「かわいくて!木で!カラフルな!どこにもなスマホカバーがほしいの!」そう言う母の言葉に折れて、これも親孝行だと木のスマホカバーの制作を開始しました。夜な夜なヒノキ材を削る事に夢中だったあの頃。どうすれば木目に塗料が浸透するのか調べては試す日々でした。真空ポンプを自作したり、塗料の希釈する水の量をグラムで試したり。無知ながら調べて作る経験は今も大いに役立っています。母に感謝ですねぇ。しかしまぁデザイン力は今とそう変わらない(笑)センスも修行の内らしいですから、頑張ります。3年くらいは使ってくれていたので、母は気に入ってくれていたのかもしれません。※本ブログはNABENOTE(2020~)の過去の記録を再編集したものです。

スマホカバー

「かわいくて!木で!カラフルな!どこにもなスマホカバーがほしいの!」そう言う母の言葉に折れて、これも親孝行だと木のスマホカバーの制作を開始しました。夜な夜なヒノキ材を削る事に夢中だったあの頃。どうすれば木目に塗料が浸透するのか調べては試す日々でした。真空ポンプを自作したり、塗料の希釈する水の量をグラムで試したり。無知ながら調べて作る経験は今も大いに役立っています。母に感謝ですねぇ。しかしまぁデザイン力は今とそう変わらない(笑)センスも修行の内らしいですから、頑張ります。3年くらいは使ってくれていたので、母は気に入ってくれていたのかもしれません。※本ブログはNABENOTE(2020~)の過去の記録を再編集したものです。